相続争いは遺言で解決。弁護士に相談すれば尚安心

相続をめぐる争いは、遺言を用意しておくことで防ぐことができます。遺言書は、弁護士に相談して作成することをお勧めします。中途半端な遺言書は、かえって争いを助長してしまうからです。以下に挙げる場合には、遺言書を残しておくとよいでしょう。

まず、子どもがいない夫婦の場合です。子どもがいない夫婦の場合、夫婦のうちどちらかが亡くなると、相続人は、配偶者と義理の両親(又は義理の兄弟)です。遺産が夫名義の不動産の場合、義理の両親と共有することになります。遺産分割でもめれば、最悪マイホームを処分せざるを得なくなります。

義理の両親が相続分を主張して、それに相応するお金が支払えないかもしれないからです。こうした事態を防ぐためにも、遺言書を書いておく必要があるのです。次に、未成年の子どもがいる夫婦の場合です。この場合も、遺言書を書いておくと後の手続きが楽になります。

たとえば、親子3人家族のお父さんが、マイホームと預金を残して亡くなったとします。相続人は、妻とその子どもです。この場合、遺産分割でマイホームと預金の名義を、勝手に妻名義にすることはできません。利益相反行為にあたるからです。

子どものために特別代理人を選任する必要があるのです。遺産分割は、妻と特別代理人とで行ないます。最後に、家庭環境が複雑な場合です。認知済みの隠し子がいる場合が典型例です。

隠し子による遺留分減殺請求をめぐる争いが起きる可能性があります。争いを回避するために、隠し子の遺留分を考慮した遺言書を作成しておくとよいでしょう。

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